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神棚の6つの処分方法とは?正しい捨て方やタイミングについて

神棚の6つの処分方法とは?正しい捨て方やタイミングについて

引っ越しなどで「神棚」が不要になった場合、その処分の方法で迷われる方も少なくないでしょう。

神棚は、先祖の魂や神様、お札を祀るためのものです。

そのため「そのままゴミに捨てるのはバチが当たりそう」「たくさんの備品があって、どのように分別したら良いか分からない」と悩むこともあるでしょう。

神棚は神聖なものだからこそ丁重に扱い、適切な方法で気持ちよく処分しましょう。

この記事では、神棚の正しい処分方法や注意点、神棚を処分するタイミングについて詳しく解説します。

神棚を処分するタイミングは?

神棚を処分するタイミングは?

神棚は一度購入したら、末永く自宅や会社の事務所などに祀るものですが、処分を検討する必要が出てくる場合もあります。

神棚を処分する主なタイミングとして考えられるのは、以下3つのケースです。

リフォームや引っ越し

神棚の処分を検討するタイミングのひとつが、リフォームや引っ越し、マイホームを購入した時です。

引っ越し先に和室がない、壁に吊るすことができないなど、神棚を置くスペース面や建物の構造上の関係で、神棚を置くのが難しいケースは少なくありません。

また、新居への住み替えを機に神棚も新しくしたいという考えで、古い神棚を処分する場合もあるでしょう。

最近では、おしゃれなデザインのものやコンパクトなものなど、神棚の形状や種類も増えつつあります。

リフォームや引っ越しと合わせて神棚も新調する際は、部屋に家具を置き、雰囲気や置き場所が決まってから購入すると良いでしょう。

傷みや汚れが目立つようになった時

神棚は神様をお祀りする場所のため、常に清潔に、美しく保つ必要があります。

汚れた神棚を使い続けることは、神様が宿る場所としてふさわしいとは言えません。

神棚は無垢材で作られているものが多く、設置場所や環境によっては数年で傷む場合があります。

日当たりが良い場所やキッチンの近くは、特に汚れたり傷んだりするのも速いです。

神棚を新調する時期はそれぞれですが、「汚れや痛みが目立つようになった時」も適切なタイミングと言えるでしょう。

一般的に、5~10年経つと神棚が劣化し、汚れが目立つようになりますので、定期的に状態を確認しましょう。

式年遷宮が行われる時期

三重県の伊勢神宮で、20年に1度執り行われる「式年遷宮」という儀式があります。

これは、神様のお住まいである正殿や殿舎などを設え直すために開始されるものです。

“神様が宿る場所は清潔を保とう“という考えから行われることから、式年遷宮の時期に合わせて神棚を買い替える方は多いです。

ただし、式年遷宮は20年周期で行われるため、神棚を新調する頻度としては長いです。

あくまでもひとつの節目として考えて、神棚の状態や引っ越し等のタイミングに合わせて買い替えることをおすすめします。

神棚の処分方法

神棚の処分方法

神棚はそもそもの「神道」の神様を祀るために普及しているもので、その処分の仕方に明確なルールは設けられていません。

明確なルールがないからこそ、適切な処分方法を知った上でご自身にあった処分方法を選ぶ必要があります。

神棚を処分する方法は、主に以下7つです。

  • 神社に持ち込む
  • どんど焼きに持ち込む
  • 自治体が回収するごみ回収に出す
  • 粗大ごみで処分する
  • 神棚の専門業者に引き取ってもらう
  • 遺品整理業者/不用品回収業者に依頼する

処分方法によって異なる、手順や費用相場をそれぞれ見ていきましょう。

神社に持ち込む

神様が宿る神棚は、神社に持ち込み処分するのが正式な方法です。

ゴミとして神棚を処分することに抵抗感がある方や、家の近くに神社がある場合は、直接神社に神棚を持参してご祈祷してもらうのが良いでしょう。

神社に神棚を持ち込み処分してもらう場合は、次の手順で行います。

  1. 神社に連絡をして、神棚処分のために祈祷を依頼する
  2. 決まった日程に、神棚を持って神社へ向かう
  3. 社務所で祈祷料を支払い、神主から祈祷してもらえば終了

祈祷料は神社によって異なりますが、一般的な料金相場は5,000~20,000円程度です。

多くの場合、立会いは不要ですが、希望すれば立会いも可能です。

また、持ち込みではなく、郵送でのご祈祷・引き取りに対応している神社もあります。

祈祷終了後、お焚き上げをしてもらうケースと、持ち帰りとなるケースがあります。

持ち帰りとなった場合は他の不用品と同様に処分しても問題ありません。

神棚は意外と大きく重量もあるため、神社に持ち込む際は、できる限り複数人で運ぶことを推奨します。

どんど焼きに持ち込む

毎年1月中旬に、「どんど焼き」と呼ばれる神社やお寺の火祭りが行われます。

門松や破魔矢、書初めなどを燃やし、年神様を天に見送ることで無病息災などを祈る行事です。

最近では、古くなったお札・お守りや御朱印帳など、神社関連のものであれば受け入れを行っている神社も多くあります。

神棚も例外ではなく、どんど焼きに出せることがほとんどです。

しかし、御祈祷と同じく、どんど焼きにて処分するにも費用がかかります。

一般的な料金相場は3,000円程度で、ご祈祷するよりは経済的な負担は少ないです。

ただし、神社によってはあまりに大きな神棚の場合、受け入れ不可となる場合もあるので注意が必要です。

また、どんど焼きで処分できるのは、木材や紙などの燃える部材のみです。

金属や陶器でできた盃やろうそく立ての部品などの燃えない部品は、事前に外してからどんど焼きには出す必要があります。

神社によっては、そもそもどんど焼きを行わない場合もあるため、詳細は事前に問い合わせておきましょう。

自治体が回収するゴミ回収に出す

自治体が回収するゴミ回収に出す

神棚も、家具等の不用品と同じように、自治体のゴミ回収に出せます。

木材などの燃やせる素材は「可燃ゴミ」に、神棚本体に付いている金具などの部品はすべて取り外し「不燃ゴミ」として処分しましょう。

自治体のゴミ回収に出せば料金はかかりませんし、回収日も多いのですぐに手放せます。

ただし、自治体のゴミ回収に出せるのは、サイズの小さな神棚のみです。

ルールは自治体によって様々ですが、一般的には“1辺の長さが30cmを超えるもの”は家庭ゴミとして取り扱わない地域がほとんどです。

粗大ゴミで処分する

家庭ゴミとして処分できない大型の神棚は、「粗大ゴミ」に出す方法もあります。

自治体によって様々ですが、粗大ゴミに出す場合の一般的な流れは、以下の通りです。

  1. WEB・電話等で粗大ゴミの申込みを済ませる
  2. 取扱店で処分料金分の「粗大ゴミリサイクル券」を購入する
  3. 券に必要事項を記入し、粗大ゴミに貼り付ける
  4. 指定の日時に、指定された場所へ出しておく

粗大ゴミの受付方法は、電話・インターネットの他、LINEやチャットボットにて受付を行っている自治体もあります。

受付を済ませ、回収日・場所・料金を聞いたら、スーパーやコンビニ、郵便局などのリサイクル券販売店で処分料金分のリサイクル券を購入しましょう。

料金も地域によって異なりますが、400~1,000円程度が相場です。

受付から回収までは約2週間程かかるため、即処分はできませんが、神棚の処分方法としては比較的リーズナブルです。

ただし、自治体によっては神棚の回収を行っていない地域もあります。

取り扱いや処分料金についても、粗大ゴミ受付センターへ問い合わせるか、自治体の公式のホームページで確認しておくと安心です。

神棚の専門業者に引き取ってもらう

もし神棚を買い替える予定がある場合などは、神棚の専門業者に回収を依頼してみるのもひとつの方法です。

販売店によっては、新しい神棚を購入する際に古い神棚を回収してもらえたり、下取りサービスを実施している場合があります。

ただし、神棚の回収・下取りサービスについては、店によって対応が異なります。

新調する神棚の購入費もかかりますので、買い替えの際は、古い神棚の回収や下取りの有無を含めて購入店舗を選ぶと良いでしょう。

遺品整理業者/不用品回収業者に依頼する

「引っ越しやリフォームのため急いで神棚を処分したい」「神棚の他にもたくさん不用品がある」「神棚の処理が一人では困難」という場合には、遺品整理業者や不用品回収業者が便利です。

遺品整理業者や不用品回収業者では、ゴミの搬出から回収まですべてお任せできるため、手間や労力がかかりません。

依頼から回収までのスピード感を重視したい方や、神棚を運搬する手間や時間を省きたい方におすすめです。

しかしその分、他の処分方法と比べ費用は高額です。

神棚ひとつの処分だけで依頼すると割高になりますので、断捨離を兼ねて家中の不用品をまとめて引き取ってもらいましょう。

神棚を処分する際の注意点

神棚を処分する際の注意点

不要になった神棚は、処分する際いくつか注意しておくべきポイントがあります。

魂抜きが必要か確認する

神道の考え方としては、神棚自体に魂は宿っていないと考えます。

そのため、神棚を購入しただけでは、他の家具などと変わりはないただの「物」です。

しかし、神棚に神様の魂を宿す、「魂入れ」の儀式を行っていると話が違ってきます。

一般的には、神社でご祈祷を終えた後、神主の手によって行われます。

  • 魂入れの儀式がされていない神棚
  • すでに処分するため祈祷してもらった神棚

上記の場合であれば「魂」が入っていない状態のため、処分しても問題ありません。

しかし魂入れを行っている神棚は、お炊き上げを行い魂を抜く必要がありますので、神社に依頼しましょう。

お札は外して返納する

神棚を神社へ持ち込む以外の方法で処分する場合は、あらかじめお札を神社へ返納しておきましょう。

お札は、魂抜きをする必要はありません。

返納に行く時間がとれない方は、郵送で受け付けている神社へ送る方法もあります。

事前連絡が必要な場合もありますので、まずは一度問い合わせてみましょう。

仏具も適切な処分を

神棚本体だけでなく、仏具の処分を検討している方は、神棚とは分けて適切な方法で捨てましょう。

仏具も基本的には自治体のゴミ回収に出せるものが大半ですが、材質によって分別が必要です。

こちらについても自治体によって異なりますので、ルールに沿って処分してください。

まとめ

この記事では、おすすめの神棚の処分方法や神棚を処分するタイミングなどについて紹介しました。

神棚の処分方法は「魂入れ」がされているか、いないかによって大きく異なります。

神主による儀式を経て「魂入れ」された神棚の場合、最寄りの神社などでご祈祷を依頼してから処分しましょう。

「魂入れ」が行われていない場合は、他の不用品と同じですので、自治体のゴミ回収や粗大ゴミに出すことが可能です。

「魂入れ」の有無が分からない場合には、一度正式にご祈祷してから処分するのが良いでしょう。

大切な神棚、処分する際は感謝の気持ちを込めて汚れやほこりを落とし、キレイにしてから見送りましょう。

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